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2012-04-28

俺節

また四月が終わりそうなんでなんか書こうかと思ってたらとんでもないニュースが。

土田世紀先生がお亡くなりになりました。

まだ四十三歳って、若いよ、若すぎる。
自分がアラフォーだから本当にそう思います。

スピリッツを読み始めたのはYAWARAとかを知ってからなので、
ツルモクなど青年誌のオシャレな絵と話が新鮮だったんですが、

そこにガツンと始まったのが、俺節。

定本 俺節 上定本 俺節 上
(2010/10/30)
土田 世紀

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なんだこれは!と思いました。ガツン!と。
弱かったり情けなかったりみっともなかったりするのがどうしようもなくかっこいい。
漫画でこんなことできるのかと衝撃を受けました。


編集王を連載していた頃に僕が編集部を出入りしてたので、
ああ、このパーテーションだとか机の上や張られた雑誌の表紙などの風景と、
実際の漫画業界の残酷さや厳しさが自分の現実と物語の中で同時進行していました。

編集王 (1) (小学館文庫 (つB-1))編集王 (1) (小学館文庫 (つB-1))
(2006/07)
土田 世紀

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あの仙台さんの話とかこれから足を踏み入れる者には怖かったよ。
僕は幸運にもアシスタント先に行くのが楽しみで仕方ない仕事場だったんですが。

それからもいろんな雑誌で土田先生の絵をみかけると思わず読んでしまいます。
一瞬で引き込まれる。
自分が迷ったときは短編集をよく買いました。
たった一話の、三十数ページの中に人生を凝縮させる。
まるで何冊もの物語を読んだくらいの厚みがそこにありました。

漫画家は誰でもそうあるべきなのですが、
ことに土田先生は、本当に、本当に代わりのいない作家さんでした。
漫画のジャンルがもう「土田世紀」でした。笑いも涙も全て。
若くして人生の隅々まで見てきたと思うような、いろんな人物を描写なさってましたが、
だからこそこれから、五十代になってもその先もずっとずっといろんな作品を描ける人でした。
もったいない。ものすごい損失です。
本当にマンボ先生になってしまいました。

ありがとうございました。
天国で安らかにお休みください。
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theme : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ
genre : アニメ・コミック

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