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2010-01-27

アバター

今月の原稿が終わって、スケジュールの合う漫画家さんたちと見てきました。
川崎のIMAXシアターでネットで席予約してまん前の中心でしたよ。

IMAXは品川時代に一度行ったことあったんですが、もう触れそうな位置に飛び出す感じで衝撃を受けました。
当時はまだ3D用の映画は少なく、短い記録映像のようなものばかりで「スペースステーション」というのを見ました。
そんなだから客もほとんど入ってなくて案の定廃止になりました。
スクリーン自体は残ってるんで今なら再開してほしいですけどね。

話がそれた。

んで、アバター見たんですよ。やっぱり飛び出る!
ていうか予告のアリスでもう飛び出てる!
今までも何本か3D映画を見てきたんですけど、それは奥行きを感じるくらいで、もう当たりそうなほど出るのはなかったんで、ああ、最初見たときほどの衝撃はないんだなと思ってたんですけど、やっぱりIMAXじゃなかったからなんですね。

映画はそんな3D映像の特性を最大限生かした演出で引き込む、「体験」に特化した構成でした。
かなり宮崎アニメチックでした。
正直テーマは、前にもどっかで見たような構成の寄せ集めなんですよ。でもそれでいい。
この映画の一番の目的は考えさせることではなく感じることだから、正解です!

といった感じで、映画を見たあとはところどころ笑ったシーンを喋ったあとは、映画ほっぽって漫画の話してました。
これまで基本的に映画の日に一人で見に行くことが多かったんで、わいわい集まってあーだこーだ言い合うのは楽しいです。
仕事は・・・二月の締切を考えたらそこまで楽しんでる場合ではなかったんですけど。
この日だけは早めに予定を入れてたのではずせなかったということで。

その後映画仲間な漫画家さんの仕事場にお邪魔させてもらいました。
もう見てみたい映画がいっぱい。デモリショマン大笑い。
僕は楽しくなると強くもないのに酒を大量に飲み始めるので案の定寝てしまいましたが…失敗から学ばない。
まぁ、暴れたりからんだりしないだけ無害なんですけど。
そして、テルマエ・ロマエ面白かった!
テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
(2009/11/26)
ヤマザキマリ

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ローマ時代の風呂職人が日本にタイムスリップしてきて、風呂について学んで、自分の時代に帰って新しい風呂を作って繁盛する。なんだかもうそれが漫画になるの?というそんな話が面白くて仕方ない。聖☆お兄さんの次はこれだ、という漫画です。
とにかく作家さんの風呂愛がすごすぎて。愛が伝わってくる作品は引き込まれます。
よく、作家が好きなものを「それは売れないから」と読みもせずに否定したり、あるいは「これが売れるから描け」と興味の無いものを描かされることがありますが、そういうことをしてたら絶対に出来ない漫画、絶対に出ない面白さがあるんだなと実感しました。

本当に好きなら、その好きさが読者にも伝わるように描いてこい、そしたら載せる、くらいのことを言ってほしいですね。

あれ、何の話だったけ。風呂?
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theme : 映画感想
genre : 映画